仙台市議会委員 加藤和彦のHP。活動及びプロフィールなどのご紹介。

仙台復興リポート
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安全安心な町づくりについて


安全安心な町づくりについて

梅原市長は都市づくりに当たっては、真の時代の認識と仙台の歴史や伝統を踏まえつつ、未来を志向し長期的視点に立った街づくりに情熱を持ち続け就任以来、最重要課題として安全・安心の確保に向けて全力で取り組んでいく決意を述べています。

「住みよさ」「住みたさ」において、全国の都市の中でトップクラスにランクされ、世界へ発信している美しい「杜の都仙台」を市民は誇りにしています。

一方、社会環境が大きく変わる今日、先日も名古屋市内の路上で見ず知らずの女性を拉致して金品を奪い殺害する、あまりにも卑怯でむごい事件は、いくら非難してもしきれない犯罪であります。このような犯罪や事故に対する不安は身近なものとなり、私たちの安全で平穏な生活は脅かされつつあります。このような世相に対して仙台の街を暮らしやすい都市づくりの実現のために取り組むべき施策、市民自らの防犯力の向上、防犯上の配慮が必要な子供、女性、高齢者等を犯罪被害から守る、犯罪の起きにくい環境の整備など、仙台市安全安心街づくり基本計画を今年の3月にまとめています。仙台市を犯罪のない街と市民のみなさん一人ひとりが「些細なことにも地域の目」と最低限できる防犯対策を警察、行政、市民が防犯意識を共有し、みんなが強力しあう「防犯の輪」が広がっています。これらの活動について当局はどのように評価しさらなる活動を立ち上げていくのかお伺いします。

仙台市の犯罪の特徴について

平成14年度まで増加してきた仙台市内の刑法犯罪認知数は仙台市防犯パトロール隊や市民による町内会、老人クラブ、PTA等の自主防犯パトロール隊の結成をはじめ警察、行政、市民の連携により平成15年より減少しています。仙台市の犯罪の特徴として犯罪別の内訳と各区の犯罪認知状況についてお伺いいたします。

仙台市地域安全安心街づくり事業とネットワークについて

安全安心な街づくりを目指し市の補助を受け自主的に防犯活動に

取り組んでいる団体数をお示しください。

改革ネット・自民の新人議員グループで新潟中越沖地震直後の7月下旬に柏崎市を訪問して私が見た現地は、市役所、自衛隊等の的確・敏速な救助支援活動に感謝しながらも災害時のニーズは多様であることからも市民の中で様々な問題が起きており、日頃地域の人との係わりを持つためのネットワークづくりの重要さを学びました。

本市においても犯罪のない街へと人と人とが助け合い、つながることを大切に関係機関、町内会、自立した団体、個人、ボランティア等が連携協力の体制づくりや情報交換を求め、日常的に顔の見える関係を築くことを望んで活発に活動しています。さらに各団体の連絡体制をとり協力しあうネットワークの力強い躍動をどう展開するのかお伺いします。

住宅の防犯診断の実施について

本市では、空き巣、ひったくり、自転車盗難、振込め詐欺、名義貸し、かたり調査、高齢者、子供、女性を狙う犯罪等の被害に遭わないための防犯対策を進めていますが、私は空き巣等の防犯対策を進める上で、塀や植栽など家の外周や構造、ドア等の防犯設備の状況など防犯上の問題を診断しアドバイスを行う専門家の視点からお宅チェックする住宅の防犯診断無料で実施する必要があると考えます。この取り組みについてお伺いします。

仙台市安全パトロール車の導入について

この夏もみんなで楽しむ夏祭りが各地で催しされ、それぞれに祭りを楽しく平穏無事に終えようと防犯パトロール隊をはじめ町内会の皆さんが声を掛け合っていました。

今、住民の皆さんが結束して、自分たちの地域は自分たちで守ろうと夜道を明るく、公園、通学路の死角をなくし、危険な場所を見極める地域安全マップを作成、アンケート調査で自主防犯組織力強化、学校ボランティア防犯巡視員として参加するなど防犯につながる取り組みをしています。さらにこの気運を高めるために仙台市ではこの7月から各区の公用車に視覚的にも目立つ青色回転灯を装備して、パトロールを強化しています。今後、防犯対策を地域で取り組み仙台市を犯罪のない街にするため、仙台市安全パトロール隊(警察OB)を設置して、白黒に塗装した青色の警光灯(回転灯)を装備した安全パトロール車と安全パトロールバイクを導入して24時間パトロールすれば、みんなで協力しあう「防犯の輪」がさらに広がると考えますが当局のお考えをお伺いします。



(安全安心な街づくり・本市の取組みへの評価等)

市民生活の安全安心を確保することは、市長就任以来、私が市政運営の最重要課題の一つとして取り組んできたことでございまして、本年3月には、本市における安全安心街づくりに関する施策を総合的に推進するため、地域コミュニティ全体による防犯の取組など「市民自らの防犯力向上」を基本目標の一つとして掲げた、「仙台市安全安心街づくり基本計画」を策定いたしました。

これまでに、国分町地区をはじめ、各区ごとに指定したモデル地区において、市民の皆様・事業者・警察等関係機関との連携・協力のもと、防犯に関する様々な取組を実施しております。仙台市主催の各区でのタウンミーティングなどでも、この安全安心の問題を取り上げ、市民の皆様に大変に高い問題意識をもって参加していただいております。

こういった流れ、いかに市民の皆様が現代の社会において安全安心について意識を高めているか、あるいは高めざるを得ない社会になっているかということの反映でございます。こういった動きをさらに拡大させながら、基本計画を着実に推進し、市民共通の願いである「安全で安心して暮らせる街仙台」の実現に向け、なお一層努力してまいりたいと存じます。

 

(安全安心な街づくり・本市の犯罪の特徴)

他の指定都市と比較しまして顕著な特徴は認められず、同じような傾向を示しております。

宮城県警によれば、平成18年の仙台市内の刑法犯認知件数は、前年に比べ744件(4.2%)減少し、16,892件となっており、そのうち罪種別では、空き巣・万引き・乗り物盗といった窃盗犯が全体の約70%を、区別では青葉区が全体の約35%を占め、以下宮城野区、太白区、泉区、若林区の順となっております。

また、刑法犯認知件数の総数が減少するなかで、振り込め詐欺が、前年に比べ125件(49.8%)増加していることが特徴となっております。

 

(安全安心な街づくり・地域安全安心まちづくり事業とネットワーク)

仙台市の補助を受け、自主防犯活動を行っている団体数についてでございますが、平成16年度に補助制度を開始してから、本年度採択分までで、70団体となっております。

次に、防犯団体のネットワーク化の展開についてでございますが、これまでも地区防犯協会を中心に、地域団体と連携した活動を実施してきたところです。さらに、本年度より、自主防犯活動を活性化するため、地域防犯活動のリーダーとなる人材の養成講座を実施することとしておりまして、この防犯活動リーダーを中心に多くの団体や個人の活動が連携することにより、地域におけるネットワークが活発化し、さらなる地域の防犯力の向上が図られることを期待しております。

 

(安全安心な街づくり・住宅の防犯診断の実施)

現在、各地区防犯協会において、10月の地域安全運動の期間を中心に、住宅の防犯診断を無料で実施しております。

本市としても、先程申し上げた防犯リーダーの養成講座において、住宅の防犯対策の知識を習得していただくこととしており、各地区の防犯協会と連携しながら、地域における住宅の防犯力向上を図ってまいりたいと存じます。

 

(安全安心な街づくり・安全パトロール車の導入)

青色回転灯防犯パトロール車の導入について、このパトロールは、警察等での一定の手続きにより、市民団体が自ら実施することも可能でございまして、既にいくつかの防犯団体でパトロールに取り組んでいただいております。

本市においても、地域の防犯力の向上や青色回転灯防犯パトロールの周知・普及を図るため、今年度、公用車14台に導入したところでございまして、青色回転灯の購入が自主防犯活動に対する補助対象となっておりますことから、今後、この制度の活用を図りながら、青色回転灯防犯パトロールの拡充に努めてまいりたいと存じます 。