仙台市議会委員 加藤和彦のHP。活動及びプロフィールなどのご紹介。

仙台復興リポート
前の記事  |  次の記事  ]

広域連携による観光振興について


広域観光連携推進協議会の開催

去る827日、仙台・福島・山形市議会広域観光連携推進協議会が開催され、観光立国と観光の現況、住んでよし訪れてよしの街づくり、広域連携による観光振興、滞在型観光促進のための観光圏整備、インバウンド促進のための広域連携、仙台・福島・山形広域連携による観光振興のテーマで、ジェイティビー常務取締役清水慎一氏の講演をもとに勉強会を行った。

観光交流人口の拡大による日本の再生、「旧来型観光」と「これからの観光」は旅の形・旅の目的・地域との関係・旅の経済性において相違があること、「住んでよし訪れてよし」のまちづくりでは、地域を取り巻く厳しい環境から「交流なくして活力なし」「活力なくして交流なし」をモットーに地域コミュニティーの活性化・交流人口の拡大を図ること。

東北では仙台市が訪問先のトップだが再訪希望は2位で再訪希望が低い。長所としては広瀬川の川沿いが歩けるなど仙台は生活感があり、行き先商店街・飲食街が多く、歴史文化の街並み・緑豊かな町で話題性があり、東北各地の食べ物が揃っていること。

更に可能な限りバリアフリーを実現し、景観条例等によりこんな

場所からも青葉城が見えると驚かれるような街並みづくりに努めること。また観光のポイントは町歩きの感触で、歩いていて心地がよい、オープンカフェがある、歩いて回れると感じること。

広域連携による観光振興では、滞在メニューやプログラムの多様

化・「ストーリー」で繋いだ観光コース・一体的プロモーションによるイメージ形成、強調すべきは『ストーリーに従って時間を過ごすお客様からは自治体の境界は見えない』こと。

インバンド急増の主役は韓国・台湾・中国である。アジア圏は「温

泉、リラックス」、「ショッピング」に関心が高く、「伝統文化、歴史的施設」これに次いでいる。したがって「伊達な観光圏」を目指す仙台市は、県内の広域的な歴史的・文化的・自然・景勝地の観光ゾーンと、温泉ごとの特色と宿泊施設の紹介情報のほか、世界遺産候補・平泉とその周辺の文化的資源を中核とした観光資源等をインターネットで紹介する情報発信に力を入れ滞在型観光促進のための観光圏形成に努力しなければならないこと。

これらのことから仙台(駅、空港)を拠点とした周遊コースづ

くりを考え、これに観光資源を「ストーリーで繋ぐコース」として見る観点で整備する計画を仙台・宮城ディストネーション期間にマッチさせて推進しようと話し合った。

仙山カレッジの活動

719日に、仙山カレッジの第17回フォーラム「ものづくり連携の可能性」が開かれ、自動車産業の東北進出を受け、宮城と山形の企業がビジネスチャンスを生かしていくための連携策について話し合った。

仙台市では観光を大きな資源として位置づけ、支援する体制ができているため、千人力を得たような気分で取り組もうとしておりますが、果たしてどうなのか当局から具体的計画をご提示いただきながらその熱意の程をお聞かせください。

近年の旅行形態の変化や旅行ニーズの多様化など、観光を巡る環境の変化に対応しながら、国内外からの観光客数や滞在日数を伸ばし、地域の活性化に繋げることが課題であります。

とりわけ地域間競争の中で、観光客の目線に立った魅力ある観光メニューの提示が求められており、多様な観光資源を、テーマ性を持ったルートやプログラムとしてPRできる広域観光は、一層重要性を増しつつあると認識しております。

その観点から本市としては、本市固有の資源を活用した都市観光の確立など、足元の取組みと併せて連動させつつ、福島市・山形市との三市連携、宮城県と岩手県の六市四町による「伊達な広域観光圏」の連携等の中で、滞在プログラムや日帰りツアーの開発、HP等での情報発信、旅行会社の招聘、二次交通の充実などに取組み、魅力ある観光地のイメージ作りや滞在型の観光促進を積極的に推進しているところでございます。

こうした取組みは、東北観光の拠点都市である本市が、東北全体の活力向上にも寄与する契機となるものであり、そうした責任を果たすという観点も踏まえながら、今後も大いに推進してまいりたいと考えております。