仙台市議会委員 加藤和彦のHP。活動及びプロフィールなどのご紹介。

仙台復興リポート
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体育教育の強化について


(1)体力測定から浮かび上がる現況についてお伺いします。

毎回公表される子供の体格と体力の調査結果を見て、体は大きくなる一方で体力は下降していることが心配の種であります。

今の子供は運動嫌いなのか運動の時間がないのか、学校の対応はそれをどのように改善しようとしているのか。遊びの中で体力を向上させる道はどうか。思い切って校庭で遊ばせているのか。確かにコンクリート建築になり滑っても骨折の心配がある実態だし、遊びの中で目を離せば先生の責任を問われるし、子供達の体を傷つけては大変ということで激しい遊びをさせないように指導していることでしょう。それに子供の側にも塾通いの予定が立て込んで体力にまで考えが及ばないこともあるでしょう。でも観点を変えて体を鍛えることが健康を良好に維持し学習の集中力の持続に寄与するのだと考えれば、さまざまな工夫が生ずるのではないかと考えます。

このことについて当局のお考えをお聞かせ願います。

 

(2)部活動や体育クラブに限らず全体の体力の強化についてお伺いします。

一番に気付くのは交通機関の普及で学校の近くからでも乗車通学が行われ、歩く習慣が身に付かず家庭でも自家用車の利用が常識で、危険の防止と時間の節約になると考える家庭が少なくない状態です。むしろ高齢者が歩いて健康保持に励んでいる現今の社会です。安全の確保は当然だが歩く習慣をどこで奨励したらよいのか考えどころだと考えます。

このことについて当局のお考えをお聞かせ願います。

 

次に子供達への学校の開放、校庭の開放の拡大が緊要であると考えます。確かに集団下校にはそれなりの意味がありますが、学校に対する子供達の愛着心は育たないのではないでしょうか。学校ほど住み心地のよいところはないと思うような経験を是非持たせたいと考えております。

このことについて当局のお考えをお聞かせ願います。



体育教育の強化(体力向上のための工夫)

体力向上に向けた様々な工夫・取組みについてのお尋ねでございます。

文部科学省が実施した「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果において、運動習慣と体力に関連性が示されたように、子供の体力の低下の原因は、外遊びやスポーツなどを通して体を動かす機会が減少したことに伴う、運動量の減少によるものが大きいと考えております。

このため、本市では体力向上策として、平成18年度から市立の小・中・高等学校の全児童生徒を対象にした体力・運動能力調査を行い、調査記録カードにより個々の児童生徒に自己の体力の優れている点や十分でない点を認識させ、また、保護者に結果を通知するなど、体力向上に関する啓発を行っております。

また、各学校においても、子供達の運動量を増やすため、体育の授業に加え、休み時間を活用してボール遊び・縄跳びなどの外遊び等を奨励するなどの取組みを進めております。

今後も、子供達の体力向上を目指し、望ましい「運動習慣」を身につけさせるよう努めてまいりたいと考えております。

 

体育教育の強化(歩く習慣の奨励)

子供達の全体の体力の強化についてのお尋ねでございます。

ご指摘のように、体力低下の原因として、歩く機会の減少がございます。歩くということは、運動の基本であり、また健康増進につながるものでございますので、体育・保健の授業などを通じて、その重要性の理解を図るとともに、遠足や野外活動といった学校行事で歩く機会を多く設けているところであります。

 

体育環境の強化(子供達への学校及び校庭の開放の拡大)

子供達への放課後の学校施設の開放についてのお尋ねにお答えいたします。

子供達が安全な学校施設を活動場所として安心して過ごすことができるよう、現在、PTAや老人クラブなど地域の方々の参加をいただきながら、学びのコミュニティ推進事業、土曜日の自由活動開放事業、放課後子ども教室事業等を実施いたしております。今後とも、遊びや様々な体験活動、地域の方々との交流を通じて、子供達が地域や学校に愛着を持ち、健やかな成長を支援していけるよう努めてまいりたいと考えております。