仙台市議会委員 加藤和彦のHP。活動及びプロフィールなどのご紹介。

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市民に親しまれ、市民参加の天文台づくりについて


星や自然に触れ、人間、地球、宇宙のつながりを学び、新天文台は西部地域づくりの目玉として大きな役割をもち、国立仙台電波高専でデーターの管理運用、松原地区工業団地での産業活性化、宮城県子ども病院では星への願いなど、学術医療等と並んで、小・中学生が求める子どもたちの天文学習や広く市民が利用できる生涯学習施設でありうるべきと誘致運動してきました。

今、地元学区連合町内会では、天文台と住民との協力関係を築くため、地元小・中・高校の児童生徒をはじめ、町内会のみなさんが、子どもたちが求める、子どもたちに役立つ環境づくりに新天文台の事業に参加や協力できないかという声が大きくなっています。市当局も事業の中で天体観望会など、様々なイベントを地域の方々と行うことによって心の交流を深めて、地域の方々がこぞって天文台のサポーターであるという関係を築けることを願って事業を展開していく考えを示しています。国立博物館では、来館者の生涯学習の機会の増大と、サービスの向上を図るため、様々な活動のボランティアの構築には10余年を要しました。

そこで、開館予定の早い時期に相互に結びつけるネットワークへとステップすべきと考えます。当局のお考えをお伺いします。

新仙台市天文台事業・市民参加について

新施設ではボランティア養成講座を実施し、講座を修了した方に天体観望会や展示解説を行っていただくなど、市民が自発的・積極的に活動できる機会を提供することとしております。

また、PFI事業者も、新施設の管理運営にあたって、地元を含め市民との連携を重視した計画を持っております。

本市としましても、事業者と十分に連携を図り、地元の方々をはじめ市民の皆様との協働に向けた取り組みについて、さまざまな試みを行いながら検討してまいりたいと考えております。