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JR仙山線の紹介と役割について
それが作並−山寺間は直流の電気機関車で牽引され、その先はそれぞれSL牽引の方式で運行され、熊ヶ根鉄橋、面白山トンネルなど有名な箇所があり、1村7駅がある特色ある鉄道路線でした。 (2)戦後交流電化の試験路線となり、新幹線開発の原動力となりました。そして、仙山線は全線開通70年を経過しました。今は仙台駅から10km範囲で5駅増設されたが、この例は全国を探してもありません。さらに仙台空港アクセス鉄道が開業して、仙山線はローカル線でなくなり、両者が一体となって国際線を形成しております。 東北の玄関口としての仙台空港、沿線や山形から国際線に搭乗する客を運ぶ仙山線、その使命を全国に周知する機会としてディストネーションキャンペーンを活用することは、大きな意義があると考えます。仙台市は仙山線活用を積極的に進め、多くの実績を残して来られました。つきましては当局にそのあらましをご紹介いただきたいと存じます。 仙台・宮城デスティネーションキャンペーンについて(仙山線活用実績のあらましについて) 仙山線活用の実績のあらましでございますが,東北新幹線の昭和57年開業以来,在来線が都市内鉄道としての役割を担えるよう機能強化に取り組んでまいりました。 ご指摘の仙山線につきましては,昭和59年2月に北山駅・国見駅,その後,東照宮駅・葛岡駅,平成19年3月には東北福祉大前駅の5駅が設置されております。 さらに仙台空港アクセス線の開業にあわせ山形から仙台空港までの臨時直通列車が平成19年4月に運行されたところでございます。 また,JR東日本で仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに向けて,作並駅の改修を予定しております。
関東圏から集客を図る方策について 仙山線沿線には、慈覚大師が開山した山寺があることから、山寺、瑞巌寺、毛越寺、中尊寺を巡る「四寺回廊の旅」を魅力ある観光ルートとして宣伝して参りたいと考えております。 また、併せまして、沿線の作並温泉では、宿泊者に作並温泉オリジナル日本酒をサービスすることや、地域の観光資源を活用した宿泊プランを企画するなど実施に向けた検討がされておりまして、これを関東方面からの一層の集客につなげる方策としてまいる考えでございます。 |